2023.02.20 #54 恩返し ― 2023年02月20日
(前回からの続きです)
以前テレビドラマで「倍返し」という番組がありました。あたしが大好きな堺雅人さんが主演してたドラマで、え〜っと、タイトル何だっけ?
今回は「恩返し」のお話。
将来は自分の会社を持ちたいとおっしゃるマジメで優秀なエンジニアの彼から
「話を聞いてほしい。意見を聞かせてほしい」という突然の電話がありました。
はいはい、いいっすよ。でも、あたしの意見を理解するには相当アタマが柔らかくないと、わかんないよ。ではではまいります。
[ 相談内容 ]
体調が悪化し在宅勤務をさせてもらってる。他の人の半分も業務がこなせてないのに給料は下がらず会社の足を引っ張っている。このまま会社に迷惑をかけたまま在籍していいのだろうか。
それとも早く元気になって社長に恩返しをしてからやめるべきなのか。将来は同じ業種なので円満退職したい。
[ 結論 ]
(1)会社は辞める必要はない。
(2)恩返しは雇われている間では不可能。
(1)は前回述べました。
今回は(2)について、あたしの意見。
社長が君に支払っているお金は「社長の投資や」とゆうたやろ?
そして投資は消費とちがって「必ず回収せんとあかん」
社長の役目は人やモノへの投資や。皿洗いのアルバイト学生に給料として支払うお金とか、皿洗いに使う洗剤の代金、洗剤を流す水道代、これら全部が投資。
社内の人やモノやコトに対するお金の流れは、すべて回収を目的とする役割を担ってる。
「え? 人件費や洗剤や水道代も投資?」
「そうや。経理上は違うけど、結局は投資」
君が元気になって会社に10億円の利益をもたらしても経営というシビアな世界では社長が君への投資に成功しただけ。
社長にとっては君の恩返しでも、何でもない。
雇用関係が成立してる間は、社長は投資の結果としか考えへんし、また、そうやないと会社は潰れる。
では、どうやったら恩返しが出来るか。
コレ、簡単そうで難しいんや。それはな・・・
※困っている人を助けることや。そして、それは社長やなくてもいい。 (了)
以前テレビドラマで「倍返し」という番組がありました。あたしが大好きな堺雅人さんが主演してたドラマで、え〜っと、タイトル何だっけ?
今回は「恩返し」のお話。
将来は自分の会社を持ちたいとおっしゃるマジメで優秀なエンジニアの彼から
「話を聞いてほしい。意見を聞かせてほしい」という突然の電話がありました。
はいはい、いいっすよ。でも、あたしの意見を理解するには相当アタマが柔らかくないと、わかんないよ。ではではまいります。
[ 相談内容 ]
体調が悪化し在宅勤務をさせてもらってる。他の人の半分も業務がこなせてないのに給料は下がらず会社の足を引っ張っている。このまま会社に迷惑をかけたまま在籍していいのだろうか。
それとも早く元気になって社長に恩返しをしてからやめるべきなのか。将来は同じ業種なので円満退職したい。
[ 結論 ]
(1)会社は辞める必要はない。
(2)恩返しは雇われている間では不可能。
(1)は前回述べました。
今回は(2)について、あたしの意見。
社長が君に支払っているお金は「社長の投資や」とゆうたやろ?
そして投資は消費とちがって「必ず回収せんとあかん」
社長の役目は人やモノへの投資や。皿洗いのアルバイト学生に給料として支払うお金とか、皿洗いに使う洗剤の代金、洗剤を流す水道代、これら全部が投資。
社内の人やモノやコトに対するお金の流れは、すべて回収を目的とする役割を担ってる。
「え? 人件費や洗剤や水道代も投資?」
「そうや。経理上は違うけど、結局は投資」
君が元気になって会社に10億円の利益をもたらしても経営というシビアな世界では社長が君への投資に成功しただけ。
社長にとっては君の恩返しでも、何でもない。
雇用関係が成立してる間は、社長は投資の結果としか考えへんし、また、そうやないと会社は潰れる。
では、どうやったら恩返しが出来るか。
コレ、簡単そうで難しいんや。それはな・・・
※困っている人を助けることや。そして、それは社長やなくてもいい。 (了)
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