爺ぃじの館

（前回からの続きです）

病気や怪我をするときの原因として「人が悪魔に変わる」というお話です。

ちょっとしたきっかけで、人は実に簡単に悪魔に変身し他人や自分を傷つけます。

やってる本人は自分は悪くないと思ってるから、やっかいです。

No.20 のお手紙で、あたしが赤信号で交差点に侵入した時イケメンの警官さんに止められたお話をしました。

あたしが警官さんに発した最初の言葉は
「あそこでブレーキを踏んだら、後ろから煽り（あおり）運転をしていた後続車に追突されて、事故になります。見てたでしょ？それより、私に煽り運転をした高級車はスイスイ行ってしまって、どうしてポンコツ車の私を捕まえるのですか？」

イケメンさんはそんな言葉は意に返さず
「赤信号で交差点に侵入しましたね！」

確かにおっしゃる通り。仕方ない。先を急ぐ。運が無かったと諦め書類にサインする。

さて、この時のあたし・・・。自分のやった事、悪いと思ってる？

思ってへんねんなぁ。

運が無かった・・・とか、後ろの車が悪い・・・とか。

この時のあたし、「自分は悪くない」という思いがこころを支配してます。むしろ、追突事故を防いだ自分は正しかったと思ってる。

悪いことをしても自分は正しいと考えることを確信犯と言うそうです。あたし・・・完全に悪魔や。こうやって、あたしは簡単に悪魔になる。

以前、悪魔にならないためには「ポストが赤いのも自分のせいだと思え！」という文章を読んだことがあります。

確かに言えてる・・・・って思ったのですが、なんもかんも自分のせいだと考えるのって、結構勇気がいるやん。メンタル弱いあたしには無理やんな。　　　　　　　　　　　　　

精進しまっす。（了）